成婚退会者様のお写真(成婚Story13)

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【13】お名前:Hさん(年齢:33歳)
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  活動期間:6ヶ月 / 交際期間:2ヶ月
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職業外資系大手経営コンサルタント
お相手の年齢29歳
お見合い回数14回

絵に描いたような好条件の男性。
まさにそんな言葉がピッタリの彼。

高学歴、高収入のさわやかイケメンで、おまけに家柄もいい。
そしてお仕事柄、コミュニケーション能力も抜群で、お話しも面白い。
お仕事は外資系大手コンサルティング会社。

彼へのお見合い申し込みが、凄まじいことになっていたのは言うまでもありません。

いったい彼はどんな女性を選ぶんだろうと思いつつ、いろいろとご相談させていただいたのですが、何度かお見合いを繰り返して、仮交際のお相手が3人になった時、彼が言ったこと。

この3人の中から選びます。

と。理由はこんな感じ。
日常ではあり得ない数、もしかしたら一生分の人との縁がある中で、この3人に絞られたわけだから、まずは、この人たちとは縁があると思う。
もちろんこのまま続けていたら、もっと素敵な人が現れるのかもしれない。
でも現れないかもしれない。

雅子さんが言っている、「結婚は運と縁とタイミングと勢いが大切」ということを考えると、なかなか出会いがない中で、雅子さんとお会いして、やっぱりプロにお願いしようと思ってお願いして、この短期間で本当にこんな縁をいただいて、このタイミングを逃したら、きっといけないんだろうなと思う。

だからこの3人の中から選びます。

だそうです。
仕事ができる男性というのは、婚活においても、こんなに論理的に話すものなんだなぁと。

お話しはそれますが、たまたま彼のお友だちと一緒にお食事をすることになった時のこと。
彼はわたしのことをなんて紹介するんだろうと思っていたら、
「あっ、この人、ボクの婚活のエージェントの人」
とご紹介していただきました。

なんかこの表現、とってもしっくり来ました。

お仕事が忙しい男性にとっては、会いたい人だけ教えてくれたら、お見合いの調整は全部仲人がするし、仮交際中も、もう会わなくてもいいかなぁと思ったら、仲人からお断りを入れたりと、なかなか合理的なんですよね。マッチングアプリとは対照的で。

会うまでにいろいろとやり取りをするのが苦ではない男性にとっては、間に人が入っていて面倒と思うかもしれませんが、忙しいし、そんなことしてる暇があったら別のことをしたいと思う男性にとっては、婚活のマネージャーであり、エージェントなんですよね。
そんなことを彼に気づかせていただきました。

お話しを戻します。
そして彼はその中のある女性を選びます。
ある日のディナーの途中、彼が中座していなくなったと思うと、お店のスタッフの方に「こちらへどうぞ」と言われ、言われるがままにあるドアの前にまで誘導され、「どうぞお入りください」と言われたドアの向こうは、素敵なチャペルで、彼が待っていて、「えっ、なに、なに?」と彼女が言う中、「○○ちゃん、ボクと結婚してください!」といいながら、「パッカーン!」と指輪を差し出す、なんていう、ある意味、個人的には仲人型結婚相談所としては、なかなかオススメな、ドラマ仕立てなプロポーズも無事済ませました。

その後は彼女のご両親に会い、その後彼のご両親にも会い、御両家の顔合わせも済ませて、めでたく婚約。

こんな流れで、彼は卒業しました。
成婚退会お祝い会は落ち着いてからしましょうね、ということになっていますが、今からお相手とお会いするのが楽しみです。

お幸せに。