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【03】お名前:Aさん(年齢:38歳)
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活動期間:5ヶ月 / 交際期間:3ヶ月
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職業大手ITベンダー
お相手の年齢32歳
お見合い回数4回
年収900万円台
さわやかで礼儀正しい笑顔が素敵な男性。
初めてお会いしたときの印象です。
また、お仕事の内容についてお聞きすると、とてもわかりやすく、また熱く話していただき、やっぱり仕事に一生懸命な男性はカッコいいなぁと。
それでいて冗談も織り交ぜながらお話ししてくれて、会話をしていてとても楽しい方なんです。
そんな彼。いつかは結婚しないとなぁと思いつつ、ここまで来てしまったんだとか。
あと、全然自分に自信がないんだとか。
まずは婚活を始めるにあたって、どんな服装をしていけばいいのかわからないと。
早速わたしと夫と3人でスーツ屋さんに行きました。
最初は、「オーダースーツなんてもったいない!」と言っていた彼。いわゆる「つるし」、既成品に補正代を加えたら、オーダーと金額がほとんど変わらないといことで、結局スーツをオーダーすることに。
そのスーツを着てお見合い写真を撮って、プロフィールをご用意して、いざ婚活スタート!
素敵な彼を女性が黙っているわけはありません。
何人かとお見合いをして、仮交際を重ねる中で、ある女性と真剣交際に進むことに。
お相手の相談所の方からは、彼女が彼のことを好き過ぎて大変!なんだと連絡がありました。
毎週デートを重ねる中で、いつお互いの両親に会って、いつ指輪を買って、いつ結婚式を挙げて、などなどとおふたりの間でドンドン計画が立てられていました。
そんな中、彼からある相談を受けました。
彼女のことは好きだけど、このままのスピードで結婚してしまっていいものか。
ひとり暮らしが長すぎてこのペースに付いていけない自分がいると。
こう言った話はやはりオトコ同士がいいということで、わたしの夫とじっくり話すことに。
夫曰く、要するに、
①「彼女のことは好きだけど、スピードについていけない」
②「彼女のことは好きだけど、いざ結婚となると、彼女にはそこまでの気持ちはない」
③「彼女には申し訳ないけど、結婚生活を現実的に考えたら、やっぱり独りのままの方がよかった」
のいずれかだと。
最終的にはご自分で決断してくれれば、その決断に沿って、わたしたちはお相手の相談所に話すから、本心はどうなんですか?
ただ、もし決断の結果が②や③なら、できる限り彼女を傷つけないようにしてあげてください。
そのためにわたしたちができることはなんでも協力させてもらうから。
そんなお話しを夫から彼にしました。
彼は即答で、①「彼女のことは好きだけど、スピードについていけない」だと。
そうならまずは、そのことを彼女や彼女の相談所にお伝えしましょう。
彼女がそれではダメだというのであれば、それはどうしようもないことなので、縁がなかったと思って、彼女のことは諦めましょう。
でも、彼女がそれでもいいというのであれば、もうそこからはおふたりのことなので、おふたりのお気持ちを尊重して、お話しを進めて行きたいと思うと、夫から伝えました。
彼女に彼の気持ちを伝えた結果、彼女はそれで構わないとのこと。
彼女の相談所とも調整しつつ、おふたりは結婚を前提に同棲することにしました。
お互いのことを思いやりつつも、どちらかがムリをして成り立つ関係は、そう長くは続きません。
おふたりさえよければ、いろんなカタチがあっていいかと思います。
結婚相談所というと、何かとルールが多く面倒くさそう、なんていうイメージを持っているという話をたまに聞いたりしますが、それはあくまでも、みなさんに安心・安全な婚活をしていただくためのもの。
結婚相談所もただのきっかけのひとつに過ぎないんですよね。
もちろん結婚相談所によってもこの辺りの考えが異なるのは否定しません。
ただYCM mariageとしては、「こうじゃないとダメ」「こうあるべき」ということはなくべく少なくして、安心・安全は保ちつつ、結婚相談所の敷居を下げたいと考えているので、こんな卒業もあると知っていただくと、また結婚相談所に対するイメージも変わるのかなぁと思ったりします。
おふたりとも末永くお幸せに。