成婚退会者様のお写真(成婚Story11)

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 【11】お名前 Sさん(年齢:44歳)
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  活動期間:10ヶ月 / 交際期間:5ヶ月
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職業薬剤師
お相手の年齢43歳
お見合い回数18回
年収800万

わたしの後輩で、結婚はしたいと思ってるみたいなんですけど、なかなか縁がないヤツがいて。
ホントいいヤツなんで、あいつにも幸せになってもらいたくて。
一度会ってもらえませんか?

彼とお会いするきっかけのエピソードです。
彼の私立中学・高校の先輩からのご依頼でした。

実際にお会いするときは、もうひとり先輩もいて、
彼と先輩2人とのカウンセリングでした。

ご家庭をお持ちのこの先輩達。
おふたりとも会社経営者で、サウナ友達なんだとか。
サウナの中で、彼の話題になった際、「いい加減、もうそろそろ、アイツにも幸せになってもらいたいよなぁ」という話になり、こういうことはやっぱりプロにお願いしようと、ご連絡をいただいたんだとか。

実際にお会いすると、非常に礼儀正しい彼。
「今日はお忙しい中、お会いしていただいてありがとうございます」と。

わたしが心配していたことは、大推薦してくれる先輩たちのお気持ちはとても素敵なのですが、当のご本人の気持ちはどうなんだろうか?ということでした。

「また今度って言っても、ズルズル遅くなるだけなんだから、もう早く決めちゃったら?」という先輩おふたりを前に、わたしが彼に聞いたこと。

「先輩おふたりはこう言っていますが、実際どうなんですか?
先輩に言われたから入会した、なんて気持ちでは、絶対にうまくいかないので、はっきり言ってもらっていいですから」
と。その答えとして彼は、
「先輩からお話しを聞いて、HPを拝見させていただきました。
実際に自分も結婚したいと思ってるし、ふたりの先輩からこんな風に心配されて、今日お会いしてみて、信頼できそうだなぁと思ったら、その場でお願いしようと思っていました」
とのことでした。

同性の先輩が太鼓判を押すちょっと控えめな男子。
間違いないんですよね。とっても素敵な男性なんです。

ただ、男女の関係は複雑で、異性とのことになると…なんてことは、本当によくあることなんですよね。

彼には応援団がふたりもいて、そのおふたりの気持ちに応えたいと思っている彼。

さてさて、その結果は…というところですが。

実は、決して順調とは言えないものでした。
お見合いまではいくのですが、
こちらからお断りしてしまうんです。
理由は様々。

「お見合いの服装であれはないなと思った」とか、「こっちが一生懸命話してるのに、反応が異常に薄かった」などなど。

お相手の方はまたお会いしたいとおっしゃっているので、1時間ではなかなかわからないこともあると思うので、もう一度くらい会ってみたらどうですか?

と言っても、意に関せずといった感じ。

先輩達にはそれなりに報告されていたようで、
後から聞いたのですが、先輩達にも、とりあえずお見合いだけじゃなくて、もう一回くらいデートしろよ、と言われていたそう。

そんなある時、お見合いから仮交際に進む女性が現れました。

デートの場所の候補を挙げて、
どこがいいと思います?とご相談を受けました。

非常に几帳面な彼。
いろいろと調べているうちに、
ドンドン楽しくなってきたようで、
ついには、デートって楽しいですね!
なんでもっと早く仮交際に進まなかったんだろうと。

そのお相手が、今回ご結婚した彼女なんです。

ひとりの期間が長いと、
お休みも自分のペースが出来上がったりしていて、
いざ交際、となると、躊躇してしまう、というケースはよくあります。

彼はずっとそんな状況が続きました。

でも、彼女と会って、次のステップに進もうと思って、デートが楽しいと思えた。

それまでの期間は、彼女に会うための助走期間だったんですよね、きっと。

それと、なんといっても、おふたりの応援団のおかげです。

雅子さんと同じことをいつも言われていました、
とのことでした。

ある人のことを想って、
その人のために行動を起こすと、
その想いはご本人にもちゃんと伝わって、
自分のためを想ってこんな風にしてくれる人たちのためにも、自分は幸せにならないとと、勇気づけられて、前向きになれる。

この構図、あなたはどう思いますか?

そうなの放っておいてくれよ!
オレの人生なんだから‼︎
そう思いますか?

わたしはそうは思いません。

人と人の気持ちのつながりはとっても貴重で、
その気持ちを大切にできる人じゃないと、
結婚してからもお相手のことを思いやれないのでは?
と思ってしまいます。

だから思うんです。
おふたりはこの先、きっとずっと幸せなんだろうなぁと。

おふたりの先輩応援団から始まったご縁。
素敵なお話しだと思いませんか?

お幸せに。