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【09】お名前:Tさん(年齢:38歳)
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活動期間:1年4ヶ月 / 交際期間:3ヶ月
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職業大手外資系食品メーカー
お相手の年齢50歳
お見合い回数7回
お相手の年収1,500万円台
外資系企業にお勤めの彼女は、いわゆるバリキャリ。
結婚したくない訳でもなかったけど、気づいたら周りの友だちも結構結婚してて、なかなか出会いもないしなぁと、入会していただきました。
「バリキャリ」と自分で言っておいて何なんですが、「来週はインドで会議なんです」なんて言われてしまうと、男性は勝手にイメージを作ってしまうのかなぁと。
彼女とお話ししていると、実は、まさに良妻賢母タイプなのに。別に仕事もどっちでもいいし、とかとも言ってたりして。
能力の高い女性の人生は、振り幅が激し過ぎる。
仕事をとるか家庭をとるか?
どっちも両立したい、というのなら、就職活動の時から考えておかないといけない、そんな現実が、現代の日本においてもまだまだあります。
そんなスペックの高い彼女に申し込んで来る男性は、まさにワールドワイド。
彼女とお見合いするために、シンガポールから会いに来た、なんてこともありました。
そんな彼女がお相手に選んだのは、社会人に成り立ての頃にお知り合いになった、少し年の離れた同じく海外でお仕事をしている男性。
いわゆる、憧れの男性、と言ってもいいかもしれません。
普段はなかなか日本にいることもないおふたりが、コロナ禍の日本で再会。
そう、彼女のお相手は、結婚相談所の会員さんではないんです。
久しぶりにそのお相手男性に出会ったとお聞きした時、「もしかしたら恋愛に発展するのかもね!」とわたしが言うと、「彼はわたしをそんな対象に見てないと思うので」と。
そんな彼と彼女が、一緒になることを決めた時のエピソード。
「ねぇねぇ、Tちゃん、結婚相談所に登録してるって聞いたんだけど、もう辞めない?」
「えっ、どういうこと?」
「オレじゃあ、ダメなのかなぁって」
「だって結婚するつもりとかないですよね?」
「違うよ、だからそういうことだよ」
なーんてことがあったのだとか。
これが、彼女の卒業のエピソード。
いろいろな考え方の相談所がありますが、わたしはこんな卒業もまったく問題ないと思っています。
結婚相談所に入っているからこそ、この人は真剣にお相手を探してるんだということが伝わるわけですし、こんな展開になったわけですし。
一歩踏み出す勇気を出して、相談所に登録すると、住んでる世界が変わる。
そして、いろーんなことが作用して、思い描いていた人と、最後は一緒になる。
こんなことを感じさせてくれるおふたりでした。